あざやかに塗りつぶすのさ

ジャニヲタ&スタダヲタ。新たに声優沼へドボン。 自分的メモ含む

新たなステージに立ったももクロを見てきた話

気がついたら5月になり、GWが終了してしまいました。
いまさら感は否めませんが今回は2月から行われていたももクロのドームツアーについて、感想含めつらつらしようと思います。
ももクロちゃんが行っていた今回のツアーは3rd&4thアルバムを軸に5大ドームツアーとして敢行されました。
アルバムを引っさげたツアーに参加するのは初めていうことと新章に向かう宣言がどう違うのかをジャニオタ目線でつらつらしてみようと思います。

ジャニーズだと基本はアルバム出すことでツアーをする*1ことが多いですが、ももクロちゃんに関してはアルバムというよりは時期でライブを行う傾向があります。
夏は桃神祭、冬はももクリ。CDをリリースしてようがしていまいがこの2つは大きいお祭りのようにライブをします。
その他小さいライブもしていますが、CDリリースにかけてすることはほとんどありません。


www.mczalbum.com

www.momoclo.net


アマランサスと白金の夜明け

アルバムが発売された分、セットリストもアルバム曲メインに、そして2枚同時発売のためDay1は3rd、Day2は4thの内容とツアー前に発表されていました。ツアーの感想よりもまず、発売されたアルバムについて少し。

アルバムのコンセプトは『生と死』
生まれてから死ぬまで(その後も?)と様々なアーティストから楽曲提供*2があり、とても多彩な作品集だと私は思っています。新章へという言葉にはウソがなく、新しい大人の階段を上りはじめたももクロに出会えるアルバムなりました。
今までと大きな違いはコールが入れづらい曲が増えたということでしょうか。
コールが出来ることがももクロのライブの一種醍醐味でもあるのですが、今回のアルバムは聴かせる(魅せる)曲が格段に増えたと感じました。
そのおかげというか耳で楽しむこともできるアルバムになっていると思います。


ももいろクローバーZ 「AMARANTHUS / 白金の夜明け」TEASER
※こんな感じに特報動画も作成されています。

アルバム特典映像にてレコーディング風景を見たせいかもしれませんが、メンバーのレコーディングに真摯に向き合い、コーラスパートも自分たちで配分して録音している姿を見て、大変さや思い通りに歌えたときの達成感の様子を見られ、アイドルがただ与えられた曲を歌っているというものではなく、与えられた曲を自分たちのものにしていく過程を見たように思います。
ヒャダインさんと久しぶりにお仕事を楽しそうにするメンバーが印象的でした。「俺のあーりん」と相変わらず言っていたヒャダさんに若干引きつつも、アイドルあーりんを引き出してくれる人だとあーりん推しとしては信頼を置いています。
レコーディング中に扁桃腺の手術をした杏果、紅白落選を知り曲と気持ちがリンクして泣きそうと話す夏菜子としおりん。寝ていても疲れを見せないれにちゃんとジャニーズもきっと忙しい中でレコーディングをしているんだなって勝手に想像していました。

アルバムを引っさげたライブ


ジャニーズみたいな演出だった

これが一番言いたい感想。ジャニーズのライブに慣れている身としてはとても見やすく、ストレスフリーなライブでした。
開演30分前頃から大道芸のピエロさんたちが客席に散らばり、さまざまな芸で楽しませ会場をあたためていました。1日目の開演直前には地元高校生のブラスバンドで行進がスタート。行進が終わると同時に本編もスタートしました。
今までであればこのライブに対するインタビュー的なオープニング映像が流れてスタートするんですが、今回はジャニーズ同様少しだけ流れてすぐスタート。なにやら今回は今までとは違う!期待に胸を膨らませながら「オギャー!!」とWe are Bornの鳴き声と共にポップアップでももクロちゃん登場。
後で知ったのですが今回は普段演出をされている佐々木敦規さんではない方がされたとのこと。そりゃオープニングも変わるわってなりますよ。
本来の構成はわかりませんが、2部構成になっているように思いました。

勝手に解釈した2部構成の1部はアルバム曲でのセットリスト。曲が違っても2日とも大きい流れは変わりませんでした。
前情報を一切入れずに参加をしたので、どのような流れになるのかなと。あれほどアルバムを賞賛したのですが、アルバム自体のセトリを憶えてないという痛恨のミス!もしかしたらアルバムのセトリ通りにやったかもしれません。たぶんアルバムセトリどおりじゃないかな。
もちろん演出家が異なるからステージの使い方が違って当然なのですが、今まで少しステージの使い方がもったいないなーと思うことが多かったのですが、そう思うことがありませんでした。
思い返してみるとバックステージや花道の使い方がとてもよかったんだなと思いました。
だいたいメインステージとバックステージ(ジャニーズ的にはセンターステージの位置)の2つ。今まではバックステージを使うことがとても少なく、たまに何のためのバックステージ?と思うことがありました。2曲くらいしか使わないというのがとてももったいないなぁと感じていたんです。
今回はそこまでバックステージ使う?っていうくらいバックステージを活用していました。今までにあまりなかったのが花道の使い方でした。
記憶の中では花道は通る道として使っている印象で、花道を活用するという演出はももクロ的には真新しく私の目には映りました。
その使い方もとてもよかったんですよね。アイドルのライブでステージの活用ってジャニーズが一番うまいと思っているんですけど、それに今までで一番近しいステージ演出だったなと感じました。

2部は今までのももクロちゃんのライブという感じで既出の曲かつ盛り上がれる、コールし放題曲連発でした。
おそらくアルバム曲の世界観との対比をしたかったのと、やっぱりコールしたい族が集まるモノノフを盛り上げる(繋ぎとめる)手段だったんだろうと思います。どこのアイドルもファンを繋ぎとめるの必死だからね。
何回もやっている曲でもステージ演出が異なるだけで見え方も変わるから演出ってとても大事だなと思いました。
最近小さいハコのライブは本人たちがセトリや演出を考えることも増えてきたので、今後ジャニーズのように本人演出のライブがみれることを期待。

その中で5人がそれぞれ挑戦をしていて、あーりんだったらエレキを弾いたり、しおりんがピアノを弾いたり、れにちゃんがタップをやったりと個々で魅せていくというのも新しい試みでした。しおりんのピアノ伴奏は本当にかっこよかった。
杏果もドラム、夏菜子は新体操(SHOCKとかJWとかでやってそうなやつ)それぞれの特技ややりたいことを披露していました。
これに関しては学習発表会を見ている親戚のおばさんな気分でした。完成度はそれなりに高かったですよ。

普段JUMPのライブに行くことが多く、ダンスもバンドもといろんなことをやっているのでそれに近く、ももクロだからと気合を入れなくても見れるライブでした。

キスマイのようなブランコにも乗ったし、キンキのように気球にも乗ったし、ポップアップで飛び出したりと楽しませることと楽曲を聴かせる、魅せるというステージに上ってきたももクロの今後が楽しみです。

夏の桃神祭がまさかのJUMP横アリ前半と被っていて新横浜がその日カオスになるんだろうなと今から戦慄しています。
今年はソロコンをやるのであーりんソロコンが今から楽しみです。