逆襲と覚醒はいかほど?
日があいてしまいましたが、念願のチームしゃちほこのライブ
『幕張HOLLYWOOD DAY-2 おっとりガール*1の覚醒』に行ってきました!
行ってみて感じたことなどなど、備忘録として。
◾︎こちら1日目の『おっとりガールの逆襲』の記事
チームしゃちほこ、幕張HOLLYWOOD初日で“逆襲”に成功 - 音楽ナタリー
◾︎こちら2日目の『おっとりガールの覚醒』の記事
チームしゃちほこ、幕張2日目で覚醒!メンバー作詞で「マジ感謝」 - 音楽ナタリー
★ナタリーさんの記事オススメです★
また、会場で先行発売された『鯱本』*2も読了しまして、今回ライブで感じたことの答えが見えた気がしたのでそちらも合わせて。ネタバレの可能性もあります、ご自身のご判断ください。
チームしゃちほこアニバーサリーブック「鯱本」
今まで見ていて感じていた『しゃち』
主にテレビ*3や過去のライブ映像のみで感じていたものになります*4。
・自分たちが主体で一番楽しい
・結構自由
・のんびり
・全体的にふわふわしている
ほのかちゃんだけがおっとりしているのかと思っていたんですけど、6人とも結構おとっりしているんだなというのが印象的でした。
あとは一人称を自分の名前で呼んでいる人が多い。
主張はするけど意見がまとまっているようには見えない。
どれくらいトークがカットされているかはわかりませんが、与えられた環境に慣れるのに時間がかかるタイプの子の集まりなのかな?と思いました。
ライブは自分たちのフィールドっていう自信というか確信というかが見えて、お客さんもいじるし、会話もする。
テンションがあがっているからみんなわりかし饒舌。
そんな印象を持っていました。
今回ライブを見て感じた『しゃち』
初めてちゃんと観るしゃちほこのライブだったので、会場の熱量がすごくて終始圧倒されていたんですが、今回肌で感じたしゃちほこは今までの印象をいい意味で壊してくれました。
・自分たちが会場を盛り上げるために一番楽しむ
・会場みんなで楽しみたいが溢れている
・1日目の成功から自信がみえる
今まで観たことのライブは会場を楽しませたいという気持ちも見えたんですけど、それよりも自分たちが楽しんじゃっている感じがしたんです。もちろんそれは間違いではなくて、出ている本人たちが楽しまないライブなんて誰も楽しくなんてありませんから。
ただ、そんな中でも今回は楽しみながら、楽しませるというきっとやりたかったことが形になったんじゃないかなと思いました。
『ここにいる全ての人みんなで楽しもうよ!しゃちはこんなに楽しいんだから、ほら*5』
しゃちほこの世界に遊びに来て楽しまないと損するよ!そう言われてるように思いました。
言葉にしてみると押し付けがましい感じになりましたけど、感覚的には小さいころ近所のお兄ちゃんに「ひとりでいないで一緒に遊ぼう?」と誘われ手を引かれてみんなの輪に入る感じでしょうか?*6
決して強引ではなく、さも当たり前に楽しむためのフィールドに誘う。
ライブビューイングばかりで今までもこの空気を自然と出していたのかもしれませんが、少なくとも目の前にいる全ての人がひとりも欠けることなくチームしゃちほこの作り出した世界に連れて行って行くんだという気持ちが見て取れました。
女の子アイドルはジャニーズとまた違った距離感を感じることができると思っていて、物理的な距離もそうですけど、会場に来たファンも一緒に作り上げるライブという裏コンセプトがあるのかなと思っています。それを体現できるのはしゃちなんじゃないかと思います*7。
セットリストは私の予習不足で知らない曲もありましたが、フリがわかりやすいので観ながら追いかけで踊ることは出来ました。
なんせしゃちのライブは客席も踊ってナンボなところがあるんですよね*8。
外周目の前の席だったので、5人めっちゃ近くて、本当に可愛かったです。
ポニーピンク安藤ゆずちゃんは骨折で車椅子だったので外周にはこれませんでした。ぽん圧を体感したかった。これは次回リベンジできたらいいな
泣き虫さんがたくさん
DAY-2のアンコールでマジ感謝!という曲を歌ったんですけど、メンバーで振り分けてて感謝したい人に向けて歌詞を書くという試みをしました。
自分の歌詞を知ってるのはスタッフさん3人だけというシークレットなものでした。マネージャーさんも知らないとは思いませんでしたが。
歌う前から泣き虫なういろうイエロー伊藤千由李ちゃんが泣き始め目から液体が流れてしまったり、今回骨折してしまい車椅子での参加だったポニーピンクの安藤ゆずちゃんもメンバーの優しさに涙してしまいなんだかしっとりしたラストを迎えました*9。
メンバーの挨拶の中で感じたことがありました。
今年に入って1.2月とライブビューイングに行ったときも挨拶があり、本人たちが色々そのときに思っていることを話しているんですが、楽しかったとか、次のライブも楽しみたいとか。本当にそのときに感じたことだったんですよね。
2日間やりきった中で達成感や自信がついたのかもしれません。とっても頼もしく見えたんです。彼女たちの野心というか胸の内に秘めているギラギラしたものが挨拶の中で感じることができたんです。
ちゆが「楽しかったって思ってもらいたいから泣きたくなかった」と目から液体がたくさん出て
ゆずぽんが怪我をしてしまって迷惑をかけてるのに文句ひとつ言わないメンバーの優しさに戸惑いながらも感謝して。「ダイヤの原石じゃない、自分は土。こねれば瓦になれるからしゃちほこの屋根になりたい」と言って
それぞれが多感な時期に普通の高校生では経験できないことをたくさんして、求められることと与えたいことが見えてきたんだろうな。
ライブ後に「鯱本」を読んでから『しゃち』
ももクロは結構裏の部分を出しているグループです。怒られて泣いているところも、納得できなくて怒っているところも映像を通じてみる機会というのがありました。
もちろんしゃちもそういったような裏の部分を見ることはありましたが、一歩踏み込んだところは実際の彼女たちを見ていないとわからないように思っていました。
ももクロが好きな私としては、少しもの足りない部分もありました。
菜緒ちゃんのことはすべてが終わったあとに知ったので、そのときのそれぞれの気持ちが知れたのもよかったな。と思いました。
それぞれ、どうにかしたいけど、術を知らない。全員もがいていたんじゃないかな、店長*10も含め。
青春の全てをかけてるって菜緒ちゃんが言っていたけどまさにその通りで、キラキラなリア充を捨てでも続けているならやりきったと思えるまで楽しんでほしいです。
柚姫ちゃんのソロ曲『ら・ら・らアイドル』
アイドルっぽくなるとスタッフUstで発表されていましたが、私としてはもっとアイドルっぽいのかなと思っていました。
たぶん、あーりんの印象が強すぎたんだと思うんですけどね。
柚姫ちゃんっぽい可愛い曲だなという、なんの変哲もない感想しか出てこなくて申し訳ないんですけど。
「1・2・3、ダー!」をあんなに可愛く言うことが出来るのかと。メロディーにもよるんでしょうけど、今まであんなに可愛いのはおばさん聴いたことないよ!可愛すぎかよと心の中で曲中ブツブツしてました。
欲を言えばソロ用の衣装があればまた違った気がします。
ちゆが目から液体出しながらか「ソロ曲がほしいですぅ」っていうお願いが早く実現するといいなぁ。
そう言っていた柚姫ちゃんの真意は、DDでもOK*12と歌っていても本当はしゃちだけを見てほしい。繋ぎとめておきたいっていう本音も含めての目標ということがわかって、とても愛おしくなりました。
DDでごめん!これからも私はDDだ
NHKにも連れて行ってほしい!!
でもMステに出てほしい!
夏は名古屋で開催とのことなので、次に会えるのはいつになることやら。
チームしゃちほこ – シャンプーハット / Team Syachihoko – Shampoo Hat [OFFICIAL ...
今回歌わなかったけど、すごく好きな曲